季節の旅
軽井沢の紅葉を一棟貸しで

紅葉を見に出かけるとき、たいていは人混みと渋滞がついてくる。軽井沢の一棟貸しを選ぶ理由は、その逆をいけることだ。名所を歩き回らなくても、滞在する家の窓そのものが額縁になる。森に囲まれた別荘なら、朝起きて最初に目に入るのが色づいた木立、という贅沢が成り立つ。見頃は例年10月中旬から11月上旬頃とされる。
窓が額縁になる家
追分の輪の家は、全面ガラスの3層構造。森に浮かぶように設計された建築賞受賞の家だから、紅葉の季節には窓の外が一面の色になる。天井高約4mの空間に立つと、視界の上下いっぱいまで森が入ってくる。わざわざ歩いて見に行く紅葉ではなく、暮らすように眺める紅葉だ。
湯に浸かりながら色づく森を
軽井沢駅から車10分ほどの高台にあるWith Forest House KARUIZAWAは、一日一組限定で、森を望むジャグジーがある。秋の冷えた空気のなかで温かい湯に浸かり、目の前の紅葉を眺める。室内には薪ストーブもあるので、外の色と中の火、両方を楽しめる。秋の軽井沢らしい時間の使い方ができる家だ。
露天風呂と苔庭の取り合わせ
中軽井沢の軽井沢森四季 HIKARI(光)は、薪をくべる露天風呂と苔庭が魅力。北欧ヴィンテージの家具が置かれた室内も、落ち着いた秋の光に似合う。紅葉の赤や黄に、苔の緑が静かな対比をつくる。派手さではなく、しっとりとした秋を味わいたい人に向いている。
紅葉の時期は年や標高で前後する。中軽井沢と追分でも色づきの進み方は少しずつ違うので、訪れる週によって表情が変わると思っておくとよい。
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