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三浦半島の一棟貸しガイド

BOUQUET STAYS 編集部·
三浦半島の一棟貸しガイド|三崎港・城ヶ島・金田湾の海に泊まる

鎌倉や葉山までは行く。でもその先、半島の南端まで足を延ばす人はぐっと減る。だからこそ残っているものがある。マグロの水揚げで知られる三崎港、橋で渡る城ヶ島、遠浅の金田湾——三浦半島の先端は、海と暮らしの距離がいちばん近いエリアだ。

まず、どちらの海で過ごすかを決める

半島の南西に三崎港と入り江の諸磯、その沖には城ヶ島大橋で結ばれた城ヶ島。東側には三浦海岸から金田湾にかけて穏やかな砂浜が続く。品川から京急で直通というアクセスの割に、着いてしまえば景色は完全に旅先になる。西と東で海の表情がまるで違い、夕日を見たいのか、朝日で目覚めたいのかでも答えが変わる。宿を探す前にまず、どちらの海に泊まりたいかを決めるのが早い。

三崎港——マグロと蔵の港町

南端の三崎は、江戸の頃から続くマグロの港町だ。三浦半島の旅宿 三崎宿は、その時代の蔵造り商家を再生した宿で、3棟が港町の中に分かれて建つ。フロントのあるホテルというより、町の路地に自分の家の鍵を持つ感覚に近い。1棟4〜8名で、港の食堂や商店街が生活圏になる。同じ三崎港でもthe View 三浦は対照的な新築の一軒。ルーフトップのサウナから城ヶ島大橋を望み、海を見ながらテラスでBBQができて、犬も歓迎だ。古い町に溶け込むか、新しい視点から港を見下ろすか。好みの分かれ方まで含めて、この町の懐の深さだと思う。

金田湾——朝日が海から昇る東海岸

東の金田湾側に建つOceanfront Villa Hale Kahakaiは、オーシャンフロントの8名までの一軒。METOSの90℃サウナと檜の大風呂を備え、火照った体のまま目の前の海を眺められる。津久井浜駅から徒歩6分という立地は半島では貴重で、車がなくても電車だけで海辺のサウナ旅が成立する。朝、水平線から昇る太陽で目を覚ませるのはこちら側だけだ。

諸磯——大人数で貸し切る隠れ家

三崎港の少し北、静かな入り江の諸磯にはMOROISOSOがある。220㎡の建物に18名まで泊まれて、通年使える温水プール、2025年に増設された薪サウナ、ドッグラン、焚き火まで揃う。三世代の家族旅行や会社の合宿など、人数が増えるほど宿の選択肢は絞られていくものだが、その条件で半島随一の受け皿になっている。

車か、電車か

車があれば半島は自由に回れるが、三崎エリアへは三崎口駅からバスも走り、金田湾側は駅徒歩圏。どの宿も料金は時期と人数で変動するので、日程を決めたら各ページで確認してほしい。夏だけでなく、空気の澄んだ冬の海も三浦は良い。

この記事で紹介した宿

※ 掲載の料金・設備・受け入れ条件は執筆時点(2025.09.03)の参考情報です。最新の内容と空室状況は各物件ページおよび掲載サイトでご確認ください。