季節の旅
軽井沢の夏は避暑貸別荘で

夏の軽井沢を選ぶ理由は、はっきりしている。標高のある高原だから、街なかの蒸し暑さとは別の空気が流れている。木立を抜けてくる風、朝晩のひんやりとした感触。その涼しさを最も濃く味わえるのが、森のなかに建つ一棟貸しの別荘だ。ホテルのロビーを通らず、玄関を開ければそこが自分たちだけの森になる。
森の中に建つ家ほど、夏は涼しい
避暑地としての軽井沢の心地よさは、結局のところ「どれだけ自然に近いか」で決まる。追分のフィンランドログハウス追分は2015年新築のログハウスで、約200坪の庭を持つ。南面は全面ガラス張り、敷地に立つ木々がそのまま日差しをやわらげてくれる。庭に出れば露天のジャグジーがあり、BBQや焚き火もできる。昼は緑のなかで体を冷まし、夜は火を囲む——夏の一日を屋外で完結させたい人に向く。
一日一組、森を独り占めにする
軽井沢駅から車で10分ほどの高台に建つWith Forest House KARUIZAWAは、一日一組限定。森を望むジャグジーがあり、湯に浸かりながら緑を眺める時間が、この家の主役になる。人の気配のない場所でゆっくりしたい、というのが夏の軽井沢に来る大きな動機なら、貸し切りであることの価値はそのまま満足につながる。
建築そのものが涼しさを連れてくる
追分の輪の家は、全面ガラスの3層構造で天井高は約4m。建築賞を受けたこの家は、まるで森に浮かんでいるように設計されている。窓の外いっぱいに広がる緑が、室内にそのまま入り込んでくる。エアコンの効いた部屋に閉じこもるのではなく、緑と光のなかで涼をとる——避暑という言葉の本来の意味に近い過ごし方ができる。ペットと一緒に泊まれるのもうれしい。
夏の軽井沢は予約が集中しやすい時期でもある。森のなかの一棟貸しは部屋数ではなく「一組」を受け入れる造りなので、早めに動いておくと選択肢が広い。
この記事で紹介した宿
※ 掲載の料金・設備・受け入れ条件は執筆時点(2025.07.09)の参考情報です。最新の内容と空室状況は各物件ページおよび掲載サイトでご確認ください。


