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一棟貸しとは?ホテル・旅館・民泊との違いを整理

BOUQUET STAYS 編集部·
一棟貸しとは?ホテル・旅館・民泊との違いを整理

「一棟貸し」という言葉はよく見るけれど、ホテルや民泊と何が違うのか、いざ説明するとあいまいになりがちです。価格でも設備でもなく、まず「建物まるごとを一組で使う」という前提から考えると、違いがすっきり見えてきます。

一棟貸しとは、建物まるごとを一組で借りること

一棟貸しは、戸建てや別荘、古民家といった建物を、ほかの宿泊客と共有せずに一組で貸し切る宿泊形態です。リビングも寝室も庭も、滞在中はそのグループだけのもの。フロントやレストランといった共用空間を前提とするホテルとは、出発点からして発想が異なります。鍵を開けたら、そこからチェックアウトまでが自分たちの時間、というイメージが近いでしょう。

ホテル・旅館・民泊との違いはどこにあるか

ホテルや旅館は、清掃・配膳・フロントといったサービスを受けながら、客室という単位を借ります。心地よさはスタッフの手によって支えられる部分が大きい。一方で一棟貸しは、空間そのものを丸ごと預かり、過ごし方は基本的に自分たちで組み立てます。いわゆる民泊との線引きはやや曖昧で、民泊は法的な届出区分を指す言葉、一棟貸しは「一組で建物全体を使う」という使い方を指す言葉、と整理すると混乱しにくくなります。実際には民泊として運営される一棟貸しもあれば、旅館業の許可で営まれるものもあります。

建築や歴史そのものを楽しむ宿が多い

一棟貸しの魅力は広さだけではありません。建物そのものが目的地になる宿が少なくないのです。たとえば全面ガラス張りの3層構造で建築賞も受けた輪の家のような家は、室内にいながら軽井沢の森とつながる感覚があり、その空間で過ごすこと自体が旅の主題になります。鎌倉の甘糟屋敷のように1708年建造の屋敷と千坪規模の庭を貸し切れる宿もあり、これは客室というより「歴史の中に数日住む」体験に近いものです。

どんな旅行に向いているか

家族三世代の集まり、気のおけない友人とのグループ旅行、ペットを連れての滞在、誰にも気兼ねせず料理や会話を楽しみたいとき——こうした「人数が多い」「自分たちのペースで過ごしたい」場面で一棟貸しは力を発揮します。逆に、朝食やルームサービス、毎日の清掃を求める旅であれば、ホテルや旅館のほうが快適なこともあります。何を旅に求めるかで選び分けるのが自然です。

この記事で紹介した宿

よくある質問

一棟貸しと民泊は同じものですか。

重なる部分はありますが、同じ言葉ではありません。民泊は住宅を宿泊に使う際の法的な区分を指し、一棟貸しは「一組で建物全体を貸し切る」という使い方を指します。一棟貸しの宿が民泊として運営されることもあれば、旅館業の許可で営まれることもあります。

一棟貸しに食事やフロントはありますか。

宿によって大きく異なります。フロントを置かず鍵の受け渡しも非対面で完結する宿が多く、食事は自炊やケータリングが基本という宿も少なくありません。食事や清掃の有無は宿ごとに条件が違うため、予約前に各サイトの記載を確認するのが確実です。

※ 掲載の料金・設備・受け入れ条件は執筆時点(2025.09.10)の参考情報です。最新の内容と空室状況は各物件ページおよび掲載サイトでご確認ください。